チップについて思ったことを・・

昨年の話になりますが、道内のある場所で、感動するくらい良いサービスを受けました。
ホントに惚れ惚れするようなサービスだったので、チップを付けたくなりました。
そこで、担当の方に「チップはアリか?」と尋ねたのですが、会社の方針で受け取れないとのことでした。
追加で商品を購入することでそれに代えましたが、本当はその方に直接差し上げたかったのです。
その時に思いました。「日本にもチップ文化があればなぁ」と。
この国では難しいことなのでしょうか?

観光をはじめサービス業は賃金が高くありません。離職も多い職種でしょう。
会社が賃金を上げられないのなら、「チップあり」にすることで、働く人のモチベーションアップと幾ばくかの収入増につなげてもらってはどうかと思います。
欧米のインバウンド客はそもそも自分の国ではチップを払っているわけで、今の日本はそうした国の客からチップを受け取る資格があるのに辞退しているようなものです。勿体ない話ではないでしょうか。

観光分野だけでなく、 悪天候の中、配達をしてくれる宅急便の配達員や虫や鳥の糞だらけになったフロントガラスを拭いてくれるサービス員に、缶コーヒー1本を渡すくらいなら、キャッシュでチップを付けても良いんじゃないかと。
欧米のように、商習慣としてチップがほぼ義務化されているような話ではなく、「良いサービスにはぜひチップを!」と、産業界一体でPRしたらどうかなと思うのですが、いかがでしょうか?

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