物価動向を見てみると・・

昨年初頭から、企業物価指数と消費者物価指数の伸び率の差が大きく開いています。
これは、給与所得が上がらないために、企業が我慢して価格転嫁を控えてきた結果でもあるといえます。
しかし、さすがにこれだけ開いてしまうと、もう限界に近いのではないかと考えられます。
消費者物価はじわじわと上昇していますが、この先、企業が本格的に価格転嫁を始めると、不況なのにインフレになる「スタグフレーション」に陥る可能性があります。
「悪夢のスタグフレーション」と恐れられ、処方箋のない沼に嵌まることだけはどうにか避けたいものです。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です